2016年6月24日金曜日

家庭菜園>PH計(土壌酸度計)を使ってみた

よく、土のPHを調整するため、石灰などを投入するとあるが、実際のところ酸性なのかアルカリ性なのか、またアルカリ性になっているのかなど、見た目ではよくわからない。

何となくモヤモヤしていたのだが、たまたま、ホームセンターでPH(ペーハー)メーターを見かけたので、思い切って購入してみた。値段は、1,000円くらいと手頃で、思い切るというほどの価格ではないが。

概観は、こんな風で、特に電池が無くとも動くらしい。湿った土に挿して、メーターが安定するまで数十分待って、数値を読むとのこと。


数値的には、PH7.0で中性、数値が小さくなるほど酸性、大きくなるとアルカリ性となる。
PH(ペーハー)値 適用作物名
4.5~5.5 稲作用育苗床土など
5.0~6.0 シャクナゲ、スズラン、モチノキ、ツツジなと
5.0~6.3 水稲、陸稲、ジャガイモ、ソバ、アワ、ハッカ、トウモロコシ、ダイコンなど
6.0~8.0 ホウレンソウ、インゲン、ダイコン、タマネギ、キュウリ、ニンジン、トマト、シュンギク、カブ、ナス、セロリ、ゴボウ、キャベツ、サトイモ、キク、ギラ、ダリア、スイセン、チューリップ
7.0~8.0 大麦、小麦、ハダカ麦、エンドウ、テンサイ、クローバー、アルファルファー
(土壌酸度計の説明書より)

この表を見て思ったのだが、アルカリ性でなければいけない作物が、意外に少なく、家庭菜園で馴染みのないものばかりだった。

さらに、土壌のPHについて調べていると、PHが高くなると(アルカリ性になる)、作物の生育が悪くなると言う記述が出てきた。その理由については、"PHが中性以上になると微量要素が効かなくなり、酵素が作用しなくなる。その為に植物代謝が行われなくなる"というものだ。(出典はこちら)

硼素(B)はPHが高いと不溶となる。

Bはカルシウム(Ca)やマグネシウム(Mg)と共に、組織の壁である 中葉組織を作っているため、 Bは栄養の通り道の導管や師管を保護する重要な働きがあるとされている。

Bが欠乏すると、導管・師管は壊され当然の事ながら栄養は上下せず、細胞組織は壊死してしまう。 そこにカビが生えてくる過程が、うどん粉や灰色かびの正体である。

モリブデン(Mo)についても同じような過程で欠乏となり、萎黄病や萎縮症状となる。

植物体内の亜硝酸は、Fe(鉄)とCu(銅)イオンを受け、亜硝酸還元酵素が働いて、次亜硝酸に変わる。アンモニアに変わるまでには、マンガン(Mn)の働きを必要とする。

結果、土壌と灌水の用水が弱酸性でないと、上手く蛋白質を作ることができないので、生育障害が起こりやすい。

酸性側に保つには、完熟堆肥が良い。用意できないなら、ピートモスを使用するとよい。

土壌のPHに関係するのが、潅水に使う水のPHと言う事だ。アルカリ性の水を使うと、土壌がアルカリ性に傾くとのこと。

家庭菜園では、そこまでこだわれないが少し気にしてゆきたいなと思う。ちなみに、雨水+川の水を桶にためておいて、PHを測定したところ、約6.0であった。

メキャベツ
卵の殻で作られた、石灰分を大量に入れてしまったのだが、やや酸性(PH6.7くらい)であった。

ナス
元肥に中度化成を入れている。

ピーマン
同じく、元肥に中度化成を入れている。

ニンジン
中度化成を入れているのだが、化成肥料でかなり酸性になることがわかった。生育は大丈夫なのか?

何もしていないところ。もしかして、畑全体は中性付近?

ホウレンソウ
過燐酸石灰を入れてあるのだが、今後の生育はいかに。

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