2015年10月19日月曜日

パソコン製作>デスク型パソコン製作(12)オーディオセレクターの製作

このデスクには、複数のパソコンを格納するため、音声出力も手軽に切り替えられるようにしたい。ということで、今回はオーディオセレクターを製作することにした。

セレクターは、市販のものがあるが、高価であるし自作の醍醐味も味わえないので、一から作ることとした。

入力チャンネル数は10以上必要なので、なかなか該当する市販品はない。ロータリースイッチでも、希望のチャンネル数はなかなかない。

ということで、切り替えスイッチも自作することにした。といっても素人で必要な工具もないので、適当に作ることになる。多少のノイズにも目をつむるし、切り替え部分も大した細工はできない。



実体配線図は、以下のようになる。
銅版A・Bが接点a-b および c-dを接触させて、出力①に音声信号が導通する。

A・Bは、磁石付きの板に付けられていて、切り替えは、いちいちはずして、適当な接点に再び貼り付けることで可能となる。




(1)セレクターを取り付けるデスク部分を改造する。

机の前部の2×4材をとりはずす。
木ネジで止めてあるだけなので、簡単にはずれる。
はずした所。
三箇所に、支え板をつける。
兆番2枚で、1×4の板を止める。
持ち上げたところ。
 この板の下に、オーディオセレクターを取り付ける。
出来上がりは、こんな感じ。

(2)オーディオセレクターをつくる

接点を取り付けるベニヤ板。
100V用電源コードの、銅線(単線)部分を使用する。
外側の被服をめくる。
さらに、被服をとり、銅線のみ取り出す。
適当に曲げる。
適当に切断する。接点の数だけ作る。
板にはめ込んだ。
ペンチでかしめてゆく。
横からみたところ。
接点の数だけ繰り返す。
拡大した所。
もう一方の端子は、銅線1本でつくる。
真ん中に、磁石が張り付くための鉄板をとりつける。いらなくなった、PCのボディを利用する。
裏返した所。
(3)組み立てと配線

50cmの角材にピンジャックと、セレクター部分をネジ止めする。
拡大した所。
ケーブルを配線する。
その後、端子部分がぐらつくので、裏返してホットボンドで固定した。
ピンプラグをさして、2本ずつケーブル留めでとめる。反対側は、3極3.5mmミニプラグになっていて、PCの音声出力(緑のジャック)に差し込む。

スイッチ部分を貼り付けたところ。
横から見た所。

板を戻した所。

・やはり、座った時、配線がじゃまだ。ピンプラグの向きを変えたほうがいいか。
・セレクターの接触が微妙に悪いので、ひとつひとつマイナスドライバーで接点を起こしながら調整してゆくしかない。
・ノイズはあまり気にならない。


(11)電気スタンドを付ける (13)CDドライブをセットする

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