2012年2月11日土曜日

パソコン製作>ピラミッド型パソコン製作記(1)ボディをつくる

よくインターネット上では、奇抜な外見の自作PCの写真が掲載されています。これに触発され、ひとつ自分でもつくってみようかと思いつきました。いろいろ考えてみたのですが、まず直線部分の多いピラミッド型がやりやすいのでは?と、この形にしてみました。しかし、作り始めてわかったのですが、斜め構造のため、部品を斜めに加工したり、組み合わせるのがかなり大変でした。なお、基本的にスケルトンとし、外側は透明アクリル板で覆い、内部はLEDなどで派手に照らそうと考えました。

[外見]
こんな感じで作ってゆきたいと思います。特に図面を引くのでなく、現物合わせで作ってゆきます。


[骨組み]
ピラミッドは正四面体ですが、部品の関係上少し縦長となります。まずがっちりと作らなければならないと思い、ホームセンターにおいてあるスチール棚の組み立て用部品を使用することとしました。4本の支柱は60cmのL型アングルで、底面部分は45cmの平型のアングルを白い化粧ねじで結合しました。最初に二等辺三角形の部分を二枚つくり(ピラミッドの正面と背面になる)、それを平型アングルで結合させました。しかしどうもキチンと結合しません。よく考えたら、直角のアングルを斜めにしたら平面にはならないだろう。ということで、結合に使う平型アングルを少し斜めに曲げてむりやりくっつけました。(まあ側面だし、見えないからいいか※)。なお、上部はキチンと閉じないので、100円ショップの2つ穴平型金具をネジで止め(側面部分の金具は例によって少しまげてある)、後ほどプラ板で作った三角錐の帽子をかぶせることとしました。




※真上から見るとこんな感じです。側面はアングル材を曲げて、取り付けてあります。

[底面部]
金属加工ができる環境にないので、木材を使ってゆきます。平型アングルに沿って、一辺を斜めにけずったラワン材(けずるのが大変だった)を木ネジで止め、4隅は内側からL型金具で固定し、2本の補強材を木工用ボンドで取り付けました。その上にベニヤ板を貼り、ボロ隠しに100円ショップのアルミテープをはりつけました。




ねじは、後で白色のものに交換しました。(スチール棚の別売りパーツの一種)

多少、寸法が合いませんが目をつむって、次に進みます。

[電源、光学ドライブ取り付け部]
正面と背面にまず一辺を斜めにけずったラワン材を取り付け、その間に2本の角材を渡して棚のようなものを2つ作りました。上は電源ユニット、下は光学ドライブを乗せる予定です。全体が斜め構造のせいか、意外に収納力がなく電源は角材を1本はずさないと取り付けられない状態です。取り付け部は、\100均水性塗料で白く塗装します。
とりあえず電源ユニットを乗せる部分を取り付けてみました。

[バックパネル部分]
角材で枠を作り、白く塗装します。ケースにねじで固定し、\100均のプラ板でおおって、プラ板は後でアルミテープを貼り付けます。とりあえず電源ユニットを乗せる部分を取り付けてみました。





[足]
長方形の杉板(2枚\100)の1つの角を丸く削り、白く塗装し底面部分の裏から、木ねじで止めます。裏には100均の裏糊つきの、緑色のフェルトをはりつけます。全体を持ち上げて移動する時、指が入って便利です。


[その他]
マザーボードの取り付け位置に穴をあけ、4mmのビスと、ホームセンターにあった金属のスペーサーでMBを固定します。正面には、ハードディスクを取り付けるための枠(NECのジャンクパソコンから取り外したもの)を同じく4mmのビスとスペーサーで固定します。(後でじゃまになったので、側面に移動しました)